買い物: Susan Kareのサイン入りポスター
スーザン・ケア(Susan Kare)とは
スーザン・ケアはApple, NeXTでスティーブ・ジョブズと協働し数々の伝説的なデザインを世に送り出してきたデザイナーです。「⌘」をはじめ、ピクセルで表現されたMacintosh初期のアイコン群が有名です(⌘記号そのものはサンプリングらしいですが)。
macOS VenturaではDogcowという牛と犬の合いの子のようなキャラクターが復活していますが、これも彼女のデザインです。
また、個人的には90sのApple従業員向けのスタジャンをeBayで発掘し購入したことがあります。これは今でも自分の上着陣の中で不動の一位のポジションを守っています。
スタジャンに関しては別記事に書いてます:
まあ何が言いたいかというと、彼女の作品のファンであるということです。
ポスター購入
昔彼女について調べているときに、直筆サイン入りのポスターを販売しているWebサイトがあることを知りました。
(サイン以外は印刷なのでそれはそうという感じですが)かなり沢山のデザイン候補から選べるので、とても魅力的なサービスです。
高いとも言い難いですが、安いわけでもないのでずっと買うタイミングを逃していたのですが、先日一人暮らしを再開したこともあり(コロナ禍の2年間実家に帰っていた)ついに購入することにしました。
素敵なデザインが多いので悩みましたが、自分が選んだのはこちら、”Happy &Unhappy Macs on Blue” です。
サイズは17 x 22 inchをチョイスしました。お値段は$229なので、円安を恨みました。
サインの上で海外から発送なので気長に待ちます。最終的に購入から15日で手元に届きました 🎉
額装
額はセットではないので調達しなければなりません。ちょっとググって、御徒町の安井商店さんが良さそうなので伺うことにしました。個人的にはオフィスから徒歩圏内なのが最高でした。
Instagramに額装事例がたくさん載っていて「東京の人間はこういうものに興味があるのか」が垣間見えて楽しいです
https://www.instagram.com/gaku_yasuishouten/
作品を持っていくと2階で職人さんがどのような額装にするか相談に乗ってくれます。今回は作品の主線のテイストを考えると自明ですが、シンプルな黒の額縁にすることにしました。紙が浮かないようにマットも付けます。
2~3週間ほどで額装が完了し、部屋に飾った姿がこちら。
うろ覚えですが、透明の樹脂はこれだった気がします。祖父がクラレの人間ですが意識する形で製品に触れることは少ないので、へ〜となりました。
以上、買って良かったもの記でした。
都会のオシャレな暮らしにポスターはつきものですが(偏見)、面倒くさい性格なので見た目がオシャレとかだけの理由では選びたくなく、個人的な思い入れなど文脈を感じられるものを選びたかったので非常に満足しています。
もちろんその文脈を築いていくのに必要なのは自らの能動的なアクションなので、好奇心は今後も大事にしていきます。皆さんも良い好奇心ライフを。